かわら版 Vol.14「臨時国会、閉会」
臨時国会が終わりました。閉会日の今日は、柏駅西口での駅頭からスタートし、衆院内閣委員会、憲法審査会、党代議士会、衆院本会議、党両院議員総会、会派内閣部会、さらに個別のレク(役所からの政策説明)、来客などバタバタの一日となりました。
実質的に半年ぶりの国会であるにもかかわらず、16日間という短い会期でしたが、36兆円もの巨額の補正予算(うち22兆円が新たな国の借金)が、いとも簡単に成立しました。
立憲民主党としては、コロナ対策が不十分、マイナポイント事業やクーポン事務費など税金の無駄遣いなどの理由で、補正予算には反対しましたが、内閣提出法案2本に賛成し(賛成率100%)、議員立法2本(国会議員歳費2割カット、子育て支援給付金の差押え禁止)を超党派で成立させました。
私も法案提出者となった「子ども給付金全額現金給付可能法案」と「コロナ困窮労働者(ワーキングプア)給付金法案」は成立させることができませんでしたが、前者は事実上のクーポン撤回に一役買ったと思います。
残念だったのは、私たち一期生全員の申し入れで党が動いた「文書通信交通滞在費透明化法案」が実現しなかったことです。いわゆる文通費100万円の国庫返納、今後の日割り支給、そして使途の公開という3点を盛り込んだ法案ですが、最後まで自民党は首を縦に振りませんでした。
議論は年明けの通常国会に持ち越されました。次こそは、国民の皆さんの理解と信頼を得られる結論を出さなければなりません。
内閣部会では、「子ども家庭庁」設置に向けた基本方針について、政府からヒアリングを行いました。これは、私が所属する内閣委員会で法案審査が行われます。
年明けからの通常国会は、さらに忙しくなりそうです。
2021年12月21日